先日、外出ついでに足を延ばして、川崎市市民ミュージアムで開催されている【古鏡 ―その神秘の力―】展を観て参りました!
中国と日本の古鏡を約200面集めた古鏡だけのマニアックな展示会でしたが、歴史や時代ごとのデザインの変化などが現物と共に詳しく説明されていて、とても興味深く観る事ができました。

特に日本の古鏡(倭鏡)は面白かったですね。
始めは中国の古鏡を真似て作っていたのに、図案の持つ宇宙観や思想性が分からなかったため、どんどんオリジナルのデザインになっていくという・・・(笑)
しかも、大きさも中国のものは10~25センチ前後のものが殆どなのに対し、約3センチ~約40センチまでとバラエティに富んでおり、日本人は外国から取り入れたものを独自に発展させていくのが本当に上手い民族だなぁ・・・と改めて感心しました。

そして、展示の最後にある魔鏡は大変興味深かったです!(というか、半分はこれを目当てに行ったもので・・・
反射させた光を壁に当てると、その反射光の中に後光が差した阿弥陀如来さまのシルエットが現れるという不思議な鏡でした。
このような魔鏡は幕末~明治初期に多く作られたとのことですが、この仕組みについてはまだ解明されていないことも多いそうで、当時の鏡職人さんの技術の高さが伺えます
特に説明は書いていなかったけれど、これも日本独自の技術なのかなぁ?
もしそうだったら本当にスゴ過ぎる!!

購入した図録も、展示会場以上に詳しい説明が載っており、古鏡の資料としては大満足の1冊になりましたが、欲を言えば魔境の反射光の中に浮かぶ阿弥陀さまの写真も載せて欲しかったですね

ちなみに古鏡展は11月23日までですので、ご興味のある方はお早めに・・・