先日、「プリンセスGOLD」の姉妹誌「ミステリーボニータ」で『天空の玉座』を連載中の青木朋先生と一緒に、中国の宮廷料理の勉強をしようということで中国府邸菜 厲家菜 銀座に行ってまいりました。

厲家菜は厲子嘉を創始者とする中国 清代の宮廷料理を今に伝える料理店で、本店は北京にあります。
(1月末にBSプレミアムで放映された中国王朝 よみがえる伝説「悪女達の真実 西太后」の番組内で登場していた料理はこちらのものです)
しかし、さすがに北京の本店まで行くのは無理なので、銀座にある唯一の直営店に行くことにw

宮廷料理と言うと満漢全席のような豪華絢爛な宴席料理をイメージする方も多いと思いますが、こちらでは西太后が毎日口にしていた“日常食”をいただけるということで興味津々!
西太后といえば、美と健康に気を遣っていたアンチエイジングのお手本のような女性ですからね。

お店の歴史等はリンク先をご覧になっていただくことにして、早速お料理の写真をUP!
今回は西太后が特に好んだメニューを集めた女性限定特別コース・芙蓉季里佳人美を注文してみました。

 

まずは前菜八品

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左から時計回りに、麻豆腐(緑豆ペーストに挽肉を加えた発酵食品)、麻辣牛肉(初代 厲子嘉考案 牛肉のスパイス焼き)、炒咸什(仏教徒の精進料理 人参の炒め物)、翡翠豆腐(厲家菜の代表作 枝豆と帆立の豆腐)

 

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左上から時計回りに、鶑鲜茄(宮廷風 茄子と大豆の和え物)、荷包虾(清朝官僚のポシェットを模した 海老の茶巾包み)、芥茉墩(老北京の常備菜 白菜の芥子漬け)、五香魚(厲家秘伝 鱈のスパイス揚げ)
(ちなみに右下の小さいお皿は、茄子アレルギーの【妹】用に用意してくれた虾子熗芹心 (セロリの蛯子酢和え))

 

そして主菜二品

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芙蓉虾(芙蓉の花の様な 海老と卵白の炒め)

 

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小炒茄子(茄子と精撰豚肉の醤油炒め 厲家風)

 

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そしてこちらも【妹】用に焌油鱈魚(鱈の揚げ物 厲家秘伝ソース)に変えていただきました。

 

最後はデザート三品

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上から時計回りに、宮廷奶酪(厲家佳品天味 ヨーグルト)、甜点(豌豆餅の羊羹 宮廷スタイル)、銀耳一品(美肌と潤い 白キクラゲのデザート)

 

現在の中華料理のように強火で短時間で調理するような料理は殆ど無く、フードプロセッサーやスライサーなどの道具は一切使わず、昔ながらの手作業で作るという手の込んだお料理の数々・・・一見、地味な料理に見えるかもしれませんが、こういうのが本当の贅沢なお料理なのでしょうね。
素材の味を生かし余計なものは一切加えない、本当に身体に優しいお料理ばかりだったので胃腸が弱っている私たちにも至福のひと時でした

そして、お料理が運ばれてくるたび、お店の方が一品一品丁寧に説明してくれるばかりか、こちらの様々な質問にも快く答えてくださるので本当に勉強になりました。
写真を撮ったり、薀蓄のメモを取ったり、マニアックな質問をしたりしていたので、きっとお店の方には変な客だと思われたかもしれませんが「勉強熱心ですね」と常に笑顔で神対応・・・さすが一流店です!!

時間とお財布に余裕があれば、ぜひまた訪れてみたい本当に素敵なお店でした