先月発売の「プリンセスGOLD」8月号は、もうお読みいただけたでしょうか?
次号発売まで、まだ10日ほどありますので、よろしければぜひ書店さんでご購入くださいね

今回、蓮英が炸裂弾に火をつけていた火折子という携帯火種について、ちょっとだけ説明を・・・

火折子絵を見てなんとなく分かっていただけると思いますが、煙が出ている棒灸に通気孔のあるキャップがついていて、長時間持ち運びできるものを想像していただければ良いかと。
そして、先端が赤くなって煙が出ている状態のお線香が風に煽られると炎があがるように、煙が出ている火種に息を吹きかけると再び炎があがり点火できる仕組みになっています。

時代劇で火種というと、火打石がよく出てきますよね。
でも火打石だと火花が狙った所にはいかないし、今回は忍んでいて音を立てるわけにもいかなかったので、火折子じゃないと使えないと思ったわけですが・・・
じつは最初、正式な中国名が分からなかったためネットで検索することもできず、資料探しに苦労しました

そして、思い出したのが武侠ドラマ「天龍八部」。(以下、なにを言っているのか分からない方はスルーしてください
確か物語の後半の方で携帯の火種が出てくるシーンがあったはず・・・と最近のドラマ(2003年版新版)を見てみたものの火打石しか出てこない・・・
おかしいなぁ~と思いつつ、私たちが初めて見た「天龍八部」(香港版/1997年制作)を見直したら、やっぱり出てきていました。
日本語字幕だと火種としか書いていなかったのですが、中国語版を見たら、ちゃんと火折子という正式名称が出ていたので助かりました
中華系のドラマは一作品が大河ドラマ並みに長いので、連載するようになってからは時間が無くて殆ど見れていませんが、やっぱりいざという時は頼りになりますね。
(でも最近のドラマは、豪華で綺麗なら良いだろう的で、ありえない衣装を着ているものが多いので、あまり参考になりませんが・・・

ちなみに、火折子は武侠ドラマに出てくる架空の便利グッズというわけではなく、577年(南北朝時代)に発明された歴史のあるものらしいですよ